35日目。器用な人っていいなあ、てな話をしましたが、それであんたルックスなんかも伴っちゃうと、もうダメ、全然勝ち目ないっすね。そういう相手をみると、けっ、ズルいんだよお前!なんて、ぐだぐだにクダを巻いてしまう、体も中身もチンクリなボク。例えば最近だとジョージ・クルーニーとかね。ありえねえだろ、あんな二枚目で仕事もできて、しかもいい人だなんて。あと、トム・フォードとかな。なにモンじゃい!オレだって肩書きだけでいえば、お前と一緒じゃ!それ以外はなにひっとつ被ってないけどなっ!ったくよ。オヤジ!酒だ、酒!グビグビ。
さて、この人の多才ぶりもすごいっす。コリーヌ・ベイリー・レイ。イギリスの新人シンガーソングライターです。イギリス国営放送「BBC」が選ぶ2006年最もブレイクが予想される新人アーティスト「SOUNDS OF 2006」で、第1位に選ばれた彼女。かの国の名物音楽番組「Later… with Jools Holland」で、毒舌で有名な司会者ジュールズ・ホーランドにして、「素晴らしすぎてとろけるよう」と評させた実力派。
才能その1。声。声質だけで言うとネリー・ファータドによく似ていてます。すこしかすれた、ザラザラした感じで、かつ美声。こういう感じの声質が、ボクは一番イケます。
才能その2。ソングライティング。全曲自分で手掛けていますが、どれもこれも気持ちいい。粒ぞろいです。シャーデーのオシャレ感と、エリカ・バドゥのソウルネスと、ノラ・ジョーンズの包容力と、ミニー・リパートンのコケティッシュさを、いい具合にブレンドさせた音楽です。って、混ぜすぎっすね。どんな味やねんって感じだな。あ、ジル・スコットの私小説感を混ぜるの忘れた。もういいか。
才能その3。ルックス。26歳だそうですが、写真を見たかぎり、モデルばりにかわいいです。スタイルもいいと見た。ちょっとちょっとズルすぎない?ってくらい、いろんなものを兼ね備えちゃった人ですな。そりゃ、ブレイクするだろ。いいよいいよ。オレに掴めない、世の中のすべてのものを掴むがいいさ。そんなあんたを、オレは遠くの遠くで応援するだけさ。くー。オヤジ!酒だ、酒!