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【無人島43日目】おおはた雄一 “ラグ・タイム”

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ラグ・タイム

ラグ・タイム

  • アーティスト: おおはた雄一
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/09
  • メディア: CD


43日目。10月。え? 10月? 嘘! 嘘でしょ? 早すぎる。ついこの間「明けましておめでとー」とか言ってたぜ? ホントはまだ6月くらいじゃないの? ねえ? ドッキリ? 大掛かりなドッキリ?



なーんて一人で脳内トーキングしながら、ゆうべはすっかり秋深まった渋谷へ。「PIA Music Exchange」というライブイベントを観てきました。出演者は、中孝介サンタラ、おおはた雄一、ASIA SunRise、オフィスオーガスタの新人くん・秦基博の5組。かなりアコースティックな面子で、秋の夜に聴くにはバッチリな感じ。まあ一番の目当ては中くんで、次がサンタラ。あとはメッケモンがあればいいなあくらいだったんですが、いましたよ、メッケモンが。

おおはた雄一。2004年にデビューしたシンガーソングライター。ボクが初めて彼を見たのは、たぶんデビュー当時になにかの番組で「ワイゼンボーン」という、ハワイアン・ギターを弾いている姿でした。琴のように楽器を横に寝かせて弾くその奏法は、初めて見るので正直どのくらい上手いのかはイマイチ不明でしたが、とにかくなんか珍しい楽器をやってる不思議なミュージシャン、という印象だけ残ってました。

その後、BONNIE PINKのアルバムに参加してたり、Caravanという、これまたアコースティックな音楽をやってる人のアルバム・クレジットで名前を見つけたりと、気にはなってたんですが、昨日ようやく本人のライブが観れました。

ゆうべはワイゼンボーンではなく、年季の入ったクラシックギターを使った演奏でしたが、予想通りつうか予想以上のテクニシャン。Kaki KIngみたいな「超絶的」とかっていうんじゃなくて、奏法はノーマルなんだけど、こんだけ自由に弾けたら気持ちいいだろうなーっていう練達ぶり。ミスタッチのないピッキング、流れるようなアルペジオ、歌声のようなビブラート。ホント、ギターが体の一部になってるんですな。いいなあ。オレも続けてればなー、ギター。つか、またその話かよ。

歌も上手で、郷愁を誘うその歌声は、ハナレグミこと永積タカシと良く似ていますが、より70年代フォークに近い、「和風」な匂いがします。年間100本以上ライブをこなしているという、その「場慣れ」具合は貫禄すら感じさせるほど。年末には、以前紹介したHands Of Creationのメンバーとセッションライブをやるんだとか。うーん、観たいかも。

昨日のライブでもやってくれましたが、去年リリースされたこの「ラグ・タイム」に収録されている「おだやかな暮らし」という曲にすっかりハマり気味。秋の夜風が身にしみるチョンガーには、落涙ものの名曲です。気がつけば、10月。つうか、マジ10月? ありえんな。

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