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【無人島56日目】Zero7 “Simple Things”

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Simple Things

Simple Things

  • アーティスト: Zero 7
  • 出版社/メーカー: Ultimate Dilemma
  • 発売日: 2001/11/13
  • メディア: CD


56日目。最近、iPodと携帯電話を合体させた「iTalk」なるもののデモムービーが出回っております。見ました?コレ。超カッコブーです。下にYouTubeのムービーつけておきますんで見てください。コレが実際に発売されるかどうかはわからんのですが、でたら絶対即買いします。商品自体の美しさもさることながら、このメタリックな浮遊感のあるムービーも素晴らしくソソってくれますな。「Do You Believe In What You See?(今見ているものを信じられる?)」と囁きかけるBGMもバッチリはまってます。




このクールなBGMの犯人は「Zero7」。01年のファースト・アルバム「Simple Things」に収録されている「In The Waiting Line」という曲です。

「Zero7」はレディオヘッドやレニー・クラヴィッツなどのリミックスを手掛けてきたロンドン出身の2人組プロデューサー・ユニット。このアルバムは発売当時から評価が高く、ジャスティン・ティンバーレイクやネプチューンズといったオシャレ系ミュージシャンが絶賛したことでさらに話題を呼び、UKではプラチナ・セールスを獲得、2002年のイギリスの音楽アワードを総ナメにした話題作。

彼らの音楽は、ジャンル的に言うと「チルアウト (chillout)」もしくは「ラウンジ (lounge)」と呼ばれるもの。クラブでガンガン踊って疲れた時に、ラウンジに行ってチルアウトする(熱を冷ます)時に聴く音楽っつう意味で、エレクトロニカでありながらも、ダウンテンポで静かな曲調が特徴です。昔でいう「Acid Jazz」に近いでしょうか。

さらに「Zero7」の特徴としては、ゲストボーカルを使った歌モノが多いところ。しかも歌声には一切エフェクトを掛けないレコーディングで、心地よいアコースティック感を残してくれます。特にムービーの「In The Waiting Line」でも歌っている女性シンガー・Sophie Barkerの声は実に美麗。彼女はこのアルバムでのパフォーマンスが評判を呼び、後にソロアルバムをリリースしています。

「Zero7」は04年にセカンド・アルバム「When It Falls」をリリースしましたが、ボク的にはこのファーストのほうが好きです。メランコリックでどこかしら日本情緒さえも感じさせる、珍しいエレクトロニカです。どーでもいいですが、このアルバムが発売されたころに付き合っていた恋人が、すごくこのアルバムが好きで、当時一緒に何度も繰り返し聴いていたので、未だにこのCDを聴くと、苦く切ない思い出にボクのハートは凍りつきます。まさにチルアウト。

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