204日目。平日の夕方16時半になると、ボクはヘッドフォンをiTunesからラジオに切り替えて、J-WAVEの『GROOVE LINE Z』を聴くようにしています。パーソナリティのピストン西沢氏の、ギリギリのラインを攻めて来るトーク配球の妙と、それを受け止められずにオロオロするアシスタント(最近、秀島史香さんから有宗麻莉子さんにバトンタッチ)の動揺っぷりが、ちょうど疲れてきた脳ミソを上手い具合に刺激してくれるのです。下世話なゴシップネタや、モロな下ネタなども多い番組ですが、ピス兄の機転の良さと邪気のなさで、聴いていてまったく不快な気分にならないところがこの番組の魅力だと思います。わかるのか? わかるんだな?
さて、本日いつも通り『GROOVE LINE Z』を聴いていると、はじめて聴くこんな曲がかかりました。腐っても(?)チャンネルはJ-WAVEなので、オシャレな曲や人気アーティストの新曲などもかかるのですが、この歌はアーティストも曲名も聞いたことがありませんでした。でも、なぜでしょう、気付くと仕事をする手が止まっていました。
「SUPERFLY」や「LOVE PSYCHEDELICO」の系譜でしょうか。ボク的にはあまり聴かないジャンルではあるのですが、一聴して「何か」を持っている声だということが分かります。
調べてみると「舞花」という新人シンガーソングライターのメジャーデビューシングル『Never Cry』だそうです。iTunesが今年1月に発表した『iTunes Japan Sound of 2010』で10組のうちの一人に選ばれた、九州出身の19歳。年齢が一致するという意味では、2年前に英国でブレークした、当時19歳だった145日目の「Adele」とも共通項があるかもしれません。その、新人とは思えない堂々たるボーカリングと、人を選ばないキャッチーなメロディーメーカーであるという点で。
思わずiTunesストアから、彼女のリリースしているすべての楽曲(つってもまだ3曲だけですが)を購入してしまいましたが、やっぱりこのデビュー曲が一番耳に残りますな。いやはや、19歳かよ、オイ。オレの半分も生きてねえじゃねえか。どうよ、オレ?ってオレの話はどうでもよくて、久々にこれはちょっとスゴいんじゃね?と思ったので、早速ご紹介させていただきました。わかるのか? わかるんだな?