28日目。今日からこのブログのサイドバーに「音ログ」なるものをつけてみました。これはなんなんかというと、i-Tunesとリンクされておりまして、ボクが今日1日i-Tunesで聴いた音楽のリストが、自動的にこの「音ログ」の画面に現れるワケなのです。つまりこの小さなFlashの画面にあるジャケットは、すべて今日ボクが聴いていたアルバムってこと。スゴクね?スゴクね?そんで、「音ログ」のマイページを開くと、その一覧が出てきて今日自分と同じ曲を聴いていた人のリストが出てくるんですわ。スゴクね?スゴクね?世の中は動いてますね。しかも結構なピッチで。一緒に走らねば置いていかれる予感と不安。やべ〜足遅いんだよな、オレ。
で、突然ですが。Nujabes。ヌジャベスって発音します。何人よ?って日本人です。HydeOut Productionsという日本のヒップホップレーベルを主宰している人で、クラブ系ヒップホッパーの間ではものすごく有名なお方です。2003年に自身のファーストアルバムを発表し、これがものすごい高い評価を取り、満を持して昨年11月にドロップした2枚目がこのアルバム。発売当時は、多くのCDショップで平積みされていたので、ジャケットを目にした方も多いのでは?
日本を代表する天才ラッパー・Shing02や、アメリカのヒップホップグループ「FIVE DEEZ」のフロントマンであるペイス・ロック、はたまたシカゴの大御所テリー・キャリアーなんぞをゲストボーカルに迎えた本作は、ゲストボーカル抜きのインストルメンタルのほうがよっぽど美しいっちゅう、なんとも無駄遣い、いえいえ、贅沢な作品になっております。
一切の日本語を排し、Shing02にすら英語でラップさせているこのアルバムは、それなのになぜか日本を感じさせる佇まい。坂本龍一を彷彿とさせる美しいピアノの旋律に、中毒性のあるBPM速めのループ・サウンド。全体的にどこかはかなげで主張しないメロディーは、良質なオリジナルサウンドトラックを聴いているかのようです。FREE TEMPOや半野喜弘なんかの世界にも通じるものがあります。個人的には3曲目の「Reflection Eternal」あたりで、脳味噌がプルプルしそうになりました。
で、なんで今日Nujabesなんかを聴いているかっつうと、「音ログ」のせいなワケです。こんなブログやってるくせに、実は結構恥ずかP音楽とかを聴いちゃってんのね、この人!とか思われないようにですな、ちょっとチルアウトな音楽を聴いてるチョイ不良オヤジを演出してみた。いや、誰も気にしてないんでは?まあまあ、そう言うなって。
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